生活保護受給中の方へ

 生活保護は、憲法第25条で保障される「最低限度の生活」を実現するための公的制度で、市区町村が管理しています。生活に困窮している人の支援と自立を目的としています。

 支給対象となる条件

・親族などからの援助が得られない

・資産が全くない

・怪我や病気で働けない

これらに該当し、さらに収入が最低生活費以下である場合に支給されます。

※障害年金との違いについて

障害年金は資産や収入、親族の援助に関係なく受給できますが、生活保護はそれらがあると減額や停止の対象となります。

 生活保護受給中でも障害年金の申請は可能ですが、両方を同時に受け取ることはできません。障害年金の支給額が生活保護費から控除される仕組みです。

 ※障害年金申請の重要性

障害年金は、生活保護からの脱却を目指す人にとって、就労支援施設や障害者雇用などを利用する際の経済的基盤となります。給与と障害年金を組み合わせ、より安定した生活を送るために申請される方も多いです。

 働くことで障害年金を失うのではと心配する方もいますが、就労状況や支援内容が考慮されるため、必ずしも対象外になるわけではありません。

 無料相談を随時受け付けていますので、障害年金の申請を検討されている方は、ぜひ弊所にお問い合わせください。